数多くの現場改革の実績を持つ寿老人(じゅろうじん)が、食事・入浴・排泄・認知症介護から業務改善に至るまで、あらゆる内容に関して、具体的にわかりやすく、明日から使えるヒントなどを交えながら、つぶやく内容です。
大切な検討は・・・?
2015年02月11日 (水) | 編集 |
本日も 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へご訪問いただきありがとうございます。

今日は、『 大切な検討はされているか・・・ 』です。
認知症にしようか?リスクにしようか迷ったのですが、
とりあえずリスクで本日もブツブツつぶやきます。

さて、ヒヤリハットや事故の多くは認知症の方が多いと思います。
なぜでしょうか?
短期記憶障害があったり、理解・判断力の低下があったりして、
そこに増悪因子(人や物、音や光、環境等)が関連して、
BPSDという症状がでてしまった結果なのでしょうか?

介護現場では、ヒヤリハットや事故が起こると「あぁ~あ、この人はもう~・・・」や「フラフラして危ないから、立たないでって言ってるのにーッ」ってなってしまいませんか?

ヒヤリハットや事故の後には、その対策を検討すると思います。
そして、対策は?って言うと・・・
決められたように『見守りを強化する』、『○○を徹底する』するという文句が並びます。
これが良いか悪かは別として、ここでいつも思う事があります。

それは、
『色々検討はしてるけど、大切な検討はしてるんかな?』と思うのです。
その『大切な検討』というのは、
『その人(利用者様さま)の気持ちや生活を考えているのだろうか?』ということです。
『その時どんな気持ちがあったのかな?』
『苦しみや希望等なかったのだろうか?』

ということです。

ひやりはっとや事故報告書を読み返したり認知症で対応が難しい方がいらっしゃると、多くの職員さんは『あぁ~あ』や『この人はもう~』や『大変や』等々文字にされない言葉を耳にします。プロなのにその言葉はどこから生まれてくるのだろうと考えると、やっぱり『認知症への偏見や理解不足』の表れなんだろうな、と思います。

そして、その偏見や理解不足があるから、ひやりハットや事故に対する十分な検討ができないのではないでしょうか?

職員が対策を考える前に、その人の気持ちや生活、希望や苦しみ、偏見や理解不足等々にみんなが早く気づかないと、『私はこれでよいのだろうか・・・』と自尊心も失っていかれるのかもしれません・・・・・・・・・・。


私(寿老人)ですか?
自分のふがいなさに反省の毎日です・・・。

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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