数多くの現場改革の実績を持つ寿老人(じゅろうじん)が、食事・入浴・排泄・認知症介護から業務改善に至るまで、あらゆる内容に関して、具体的にわかりやすく、明日から使えるヒントなどを交えながら、つぶやく内容です。
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壁のある生活
2014年09月30日 (火) | 編集 |
本日も 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へのご訪問ありがとうございます。

今日は、
『 「壁のある生活 」をヒントに利用者様の生活を客観的に捉え、具体的に根拠が見えるように支援する 』
です。
本日もブツブツつぶやきます。

利用者の多くは壁のある生活をされてきた方が多いと思います。
壁のある生活と言っても色々あると思いますが、寿老人が思い浮かぶ壁のある生活と言うと
『 田の字型の家 』 です。
『 田の字型の家 』というと、
北東の部屋は食事や団欒の空間 『だいどこ』
その南の部屋は主に客間として『でい』
でいの西側の部屋は格式が高いとも言われ『ざしき』
もっとも奥の北側(だいどこの西・ざしきの北)は主に寝室として『なんど』
と言ったものです。

そして、『 田の字型の家 』は、
・そこに(背中)壁があり
・家長及び誰がどこに座るかわ概ね決まっていて
・布や紙(ふすま等)に囲まれている
・家庭内の用事(年末年始・お盆・四季行事・スタイル等)等がおおむねどこの部屋で行われるか決められていた。

今の家はマンションや注文住宅が多くこういった『 田の字型の家 』は殆どないと思います。
ここで考えたいのが、介護施設の空間と認知症の方の生活です。

認知症の方は
場所が変わると落ち着きがなくなったり
見当識障害があったり
いくつもの情報を処理することが難しくなったり(お年寄りは情報と経験が豊富にあり過ぎて、胆略的に判断できない、と言う説も・・・)
色々な環境に影響され、その環境が増悪因子となってBPSDが発生したり
することがあります。
認知症の方にとって、
・その方に落ち着く場所はどのような場所か?
・その空間における位置はどこかベターなのか?
・洋式・和式・和洋折衷スタイルなのか?
・椅子やテーブルはどうか?
・背中の壁がある生活が落ち着くのか?
・音に対しての好みはあるのか?
・光に対しての好みはどうか?
・壁紙等音が吸収される素材はあるか?必要か?
・行事内容に応じて、適切な生活部分とリンクしながら利用できているか?
と考えると、
上記のように
利用者さまの生活スタイルを客観的に捉えて、
設え等で具体的に根拠が見えるように支援する
ことも考えてみるのも良いのではないでしょうか?

「この方にとってはこんな感じだから、これが好みじゃない?」

「この人はここが空いているからここで良いんじゃない」
とかやっていると
その人は、
認知症と言う病があるにもかかわらず、
頑張ってその環境に合わそうとして努力をしている結果、
徘徊と言われる行動が出たり、
暴言・暴行と言われる行動が出たり、
してしまい、
あげくの果てに
「この人はもう~、、、」
となってしまっているかもしれませんね!

もしも私達が認知症になり介護が必要になった時には、
○歳の頃にはマンションで○LDKに住んでいて

小さい時から様式生活で

電子機器(PC、スマホ)が必要で

アウトドア派・インドア派
等々
のアセスメントが必要かも

そして、認知症介護の方法も激変して、
あの頃(平成20年代半ば)はこんな介護しか・・・と言う時代もくるかも…ですね(^^;

僕(寿老人)ですか?
介護がひつようになったら
わがまま、気ままなのでかなりの事を要求するかも(^^;

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。




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