数多くの現場改革の実績を持つ寿老人(じゅろうじん)が、食事・入浴・排泄・認知症介護から業務改善に至るまで、あらゆる内容に関して、具体的にわかりやすく、明日から使えるヒントなどを交えながら、つぶやく内容です。
介護サービス事業所を選ぶ際に・・・③
2015年11月25日 (水) | 編集 |
本日も 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へご訪問いただきありがとうございます。

今日は、『介護サービス事業所を選ぶ際に活用する簡単な判断基準 』です。
では、本日もブツブツつぶやきます。

1回目は、
1:『 事業所に着いた時(見学前) 』についてお伝えしました。

そして2回目は、
2:『 事業所の見学時(ハード面) 』です。

そして今日は3回目、
3:『 事業所の見学時(職員) 』です。

では、いよいよ担当者に説明を受けながら施設内見学のはじまりです。


①挨拶・声の高さ
 事業所見学に行くと必ず職員と出会います。挨拶が出来るかどうかは当たり
 前です。止まって挨拶できるかどうかも見てみましょう。そして、声の高さ。
 これも大切です。声の高さの使い分けが出来ているか。心地よい高さ、
 イラッっとする高さ等々色んな使い分けが必要です。

②笑顔・表情
 人を相手に仕事をするプロです。さらにそこに専門技術が伴います。笑顔で利
 用者と接しているか、職員の表情はどうか、これは学校ではなかなか教えて
 もらえない事です。声と笑顔は連動します。

③身なりと歩き方
 事業所によって制服のところもあれば私服のところもあると思います。それが
 よいか悪いかは別です。サービス業としては、制服・私服に限らずちゃんと身
 なり が整っているかが大切です。これは福祉に限ることではありませんね。
 そして歩き方。これはそこの事業所の質がすぐにあらわれます。ダルそうに歩
 いていても良いのか、忙しそうに歩いていれば良いのか、皆さんがどこかの店
 など に行くとわかりますよね。それと同じです。

④見学時の言い訳
 これは、直接案内してくれる職員さんのことです。色々と話をしながら見学を
 すすめていくと時々言い訳ともとれる内容の話が出てきます。「忙しくって…」
 「なかなかですねぇ…」「どうしても…」「やっぱりですね…」等々でてきたら要
 注意かもしれません。

⑤見学者の様子(本人・家族)を見てゆっくり案内できているか
 サービスを利用するのは家族ではありません。その人本人なのです。見学を
 しながら本人や家族の目線や関心が今どこに注がれているのだろうと察しな
 がら説明出来ているか、これは見学にいった本人や家族でしか感じることが
 できません。この目線と関心がミスマッチしていると感じるところはケアに関し
 てもミスマッチしている可能性があります。
 少し検討する事業所かもしれませんね。希望するサービスと実際受ける
 サービスとのミスマッチが生じる可能性が高いのかもしれません。

⑥介護職員の言葉に耳を傾ける①関連
 職員同士の会話に耳を傾けてみましょう。意識して耳を傾けてみると意外と
 聞こえてくるものです。そこには事業所の体質や本音が聞かれます。利用
 者に対する接し方や捉え方、利用者への言葉づかい等日頃と見えないとこ
 ろがそんな時にでます。①との関連します。声のトーンが周りに配慮できて
 いるのか。どこの店にいっても従業員の会話は度が過ぎると…ですよね。

⑦利用者との会話に耳を傾ける①関連
 職員と利用者との会話に耳を傾けてみましょう。指示命令口調ではないか、
 なれなれしい言葉遣いではないか、なれなれしくてもそこに利用者と職員の
 間にちゃんと礼節が保たれているかが大事です。
 そして利用者間との会話はあるかということにも耳を傾けてみましょう!

⑧傾いている(利用者)にすぐ駆けつけているか
 眠たくって椅子やソファーに座り身体が傾いている人がいます。それが心地
 良い眠りなのか、そうではないのかは見て分かります。机にうつ伏せになって
 いる方はあきらかに心地良い居眠りではないです。
 そこにすぐに何らかのケアが出来ているかどうかはそのこの事業所の質に
 大きく影響をしています。そうなんです!要はどれだけ利用者さまに気が向い
 て、どれだか気遣いができるか、そこが現れているのです。

⑨職員が座っているか
 職員が座っているか、これは大きなポイントですね。介護現場は忙しいイメー
 ジ があります。職員が座っている事業所は仕事をしていないのではなく、ど
 の利 用者がこの時間に何をしているのかを把握している可能性が高いので
 す。しかし、職員がただ怠慢に座っているところもあるので注意が必要です。
 その見極めは、座っている時の会話の内容と声のトーン・利用者顔、そうで
 す。 上記①②参考にしてください。ちゃんと話をしている時としていない時
 というのは介護現場に限らず。私たちが生活していると、ちゃんと聞いてい
 るのか、上の空なのか、すぐにわかりますよね!それと同じです。

⑩守秘義務と愛想がよいのとは違う
 「近くなんですけど…来られてる方いますか?」、
 「あぁ、いますよ、その辺りだどAさんとかBさんとか」
 「Aさんはボケてるんじゃないの?」
 「うちは大丈夫ですよ、Aさんみたいな方でも」
 「Bさんもいつも楽しそうにすごされてますよ」
 このように答える事業所は、もしかしたら自分自身のことも他の人に話している可能性がるということです。

いかがでしたか?
参考になりましたか?
事業所にとっては耳の痛いところですが、それを謙虚に受け取ると、
自事業所の発展に役立つことは言うまでもないです。
どこができていないのか、どこができているのかもですね。

今日は『 事業所の見学時(職員) 』についてお話をしました。
次回は いよいよ最後、4:『 事業所見学時(利用者面) 』についてお伝えします。

私(寿老人)ですか?
こんな事を言いながら反省反省また反省……
そして、前回より部屋の隅っこで小さくなっています………
     小さくなっていく
今この辺りまで小さくなっています  ……

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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