数多くの現場改革の実績を持つ寿老人(じゅろうじん)が、食事・入浴・排泄・認知症介護から業務改善に至るまで、あらゆる内容に関して、具体的にわかりやすく、明日から使えるヒントなどを交えながら、つぶやく内容です。
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思い込み…? 勘…? 経験…? それとも…?
2015年04月04日 (土) | 編集 |
本日も 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へのご訪問ありがとうございます。

今日は、『 思い込み…? 勘…? 経験…? それとも…? 』です
本日もブツブツつぶやきます。

こんな事がありました。
徘徊転倒による右上腕骨折の既往があるAさん
職員は、目が離せません。
また骨折させるかも・・・
徘徊があるのでどこにいくか・・・
日中は、立ち上がりの都度危ないから座ってて・・・
日常会話は4割位しか通じません・・・
夜寝てくれないからもう大変・・・

ある日のことです。
その日は職員も少なく、1人は食事介助、1人は下膳、1人はトイレ誘導、1人は口腔ケアというか1人で2役・・・3役・・・と。
食事中から食後にかけ忙しくしている職員の横をAさんがいつものように歩き出しました。
さてどうしよう・・・
Aさんは徘徊があるし、転倒骨折の既往もあるし、どこに行くかわからないし、「座ってて」と言っても通じないし・・・

職員:「Aさん洗い物(食器)をお願します!」
Aさん:「はい。洗い物。はいはい良いですよ」
    と言いながら職員の近くに。
    そして、Aさんは何をしたらよいかわかわないが、袖をまくりあげる。
    「何をするの?」
職員:「こうして洗って下さい。御願いします。」
    とスポンジに洗剤をつけてAさんに手渡す。    
Aさん:「はいはい、これでいいの」
    と言いながら食器を洗い、すすぎ、食器乾燥機にまで入れて下さる。
職員:「ありがとうございます。助かります」 
    と丁寧に御礼を伝える。
Aさん:「いいのよ、いいのよ、こんなことくらいならいつでも言ってね」
職員:「御礼にこれを」
    と笑顔で話ながら、すかさず手荒れ予防のクリームをAさんに。
Aさん:「ありがとうねぇ~」
    と充実感を伴いながら職員との本当のスキンシップまで楽みました。

もうおわかりですよね!
情報だけでこの人は大変だ~、と思っていると「ある日出来事」にはつながらないでしょう。

「ある日の出来事」は会話もほぼ通じています。
認知症(徘徊もするし)だから何もできない・・・どころか洗い物もちゃんとできます。
その後、洗濯物たたみ、タオル巻、掃除等は当たり前になりました。
もちろん、日中に会話する回数も内容も増え、程良い疲れも感じるようになり、適度な睡眠にもつながりました。(炊事・洗濯・掃除等は、この歳になってまでしたくない、と思っている人もいるので注意が必要です)

これがないと、
日中「危ないから座ってて~」と言っているからウトウトして夜眠れなくなる。
職員の少ない夜勤帯にAさんはウロウロしはじめる。
そして申し送りでは、夜間不眠、大変でした。
最悪の場合、夜間寝ないから睡眠薬を・・・。
睡眠薬を飲むと間ざめが悪くなり、悪循環は必至・・・。

「ある日の出来事」の職員の対応は、
思い込みなのでしょうか?
それとも勘なのでしょういか?
培われてきた経験なのでしょうか?
それとも・・・・・・・・でしょうか?


私(寿老人)ですか?
慣れた頃には、その思い込みで何でも出来ると思っていました。
2~3年、仕事が出来る楽しみに比例するように勘が備わってきました。
その勘は培われてきた経験が知らない間に裏付けをしてくれました。
そして今、思い込みと勘と経験だけでは・・・・
と思えるようになりました。


寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。










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