数多くの現場改革の実績を持つ寿老人(じゅろうじん)が、食事・入浴・排泄・認知症介護から業務改善に至るまで、あらゆる内容に関して、具体的にわかりやすく、明日から使えるヒントなどを交えながら、つぶやく内容です。
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とろみのつけ方
2014年12月01日 (月) | 編集 |
本日も 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へのご訪問ありがとうございます。

今日は、『 とろみのつけ方 』です。
本日もブツブツつぶやきます。

食事の時、誤嚥予防等のためにとろみ剤の使用をすることがあると思います。
最近思うのです。
職員さんによってとろみ剤の使用にバラツキがあるなぁ~、って。
とろみ剤をスプーンでパッ、パッ、パッと水分、汁物等に入れてから、かき混ぜる人、
ドバっと入れて個人用のスプーンで数回グルグル、器の角でちょんちょんとする人、
器の大きさ・食べ物の量を知ってか知らずか、画一的に1つ入れてグルグル、1つ入れてグルグルとする人、
ダマになっているにそのまま出す人、これは最悪・・・。
食べる方は一緒なのに、職員さんによって使用方法は色々?ってことありませんか?

みなさんご存知のとおり、使用方法によってトロミ(食事や水分)の出来具合は変わってきます。

バラツキがあったとしても最低限知っておかなければならない事は、なぜトロミを使用するのかという理由です。
例えば、水分にトロミを使用する場合。
水分を飲み込むとき食べ物よりも速いスピードでするっと喉の奥に入ってしまいます。
この時、のどの奥にある気道にフタ(喉頭蓋)をして、肺に水分が入らないようにを防ぎ、食道に水分が入るようにしています。このフタの動きが加齢や疾病等により遅くなったり、うまく機能しなかったりすると食事ではむせないが水分でむせたりするのです。
なので、水分にトロミを使用するのです。

トロミのつけ方は、トロミが必要な利用者さま1人ひとり違うと思います。
という事は、

画一的にトロミをつけるのではなく、1人ひとりに合ったトロミ加減に調整する必要があるのではないでしょうか?
トロミ剤はかたまりが出来ないように少しずつ入れて、手早くかき混ぜてみましょう!
入れてからかき混ぜるまで時間があいてしまうとダマになりやすいと思います。
トロミ剤を使いすぎると固くなり誤嚥や窒息の可能性があります。
トロミ剤が少ないとやわらかすぎてムセたりします。

トロミ剤を正しく使用するためには、1人ひとりに合ったトロミの目安を決めておきましょう!
例えば、『何g』と文字で表記するのではなく、『このスプーンで半分』と写真等で目に見える形でキッチンやトロミ剤の入れ物に貼りつけておくのも良いかもしれません。
同じ量のトロミ剤を加えても、お茶や汁物等によって同じトロミ具合になりませんので配慮が必要です。

エンシュアや牛乳などは、トロミがつくまでの少し時間がかかります。
はじめはシャバシャバでも底の方から混ぜているうちにトロミがついてきます。
入れすぎるとかたまりすぎて飲みにくくなりますので少しずつトロミ剤を入れてみましょう!

寿老人の私見ですが、簡単にまとめてみると
①トロミ剤が必要な利用者さまの理由を明確にしてみましょう!
②1人ひとりに、飲食物それぞれに合ったトロミ加減に調整(目に見える形で表示する)してみましょう!!
③そして、何より大切なのが、食べる人の気持ちを考えよう!
です。

僕(寿老人)ですか?
最近、何でこんなのでムセるのかなぁ~、と思う事が多くなてきました(^^;

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。


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