数多くの現場改革の実績を持つ寿老人(じゅろうじん)が、食事・入浴・排泄・認知症介護から業務改善に至るまで、あらゆる内容に関して、具体的にわかりやすく、明日から使えるヒントなどを交えながら、つぶやく内容です。
たまにありがとう
2017年03月28日 (火) | 編集 |
介護現場にいると色々気づくことがあります。
今日はそんな中から
『たまにありがとうを言って下さる方のありがとうには意味がるのでは?』です。

同じ利用者さまに移乗介助や臥床介助、
その他色々な介助をした後、
利用者さまから『ありがとう』と言っていただける時と、そうではない時があります。

はじめはあまり気にならなっかたのですが…
日が経つにつれて気になりだしました。

「あれっ、この方はどんな時にありがとうと言って下さるのだろう・・・?」

そして、ちょっとずつ、ちょっとずつ、確信はないのですが・・・

介助の際、色々考えるのです。
その方の、この介助の時(前・中・後)の
生活動作の勝手
距離の取り方
手の添え方
順番
ここでは早く
ここではゆっくり
ここでは遅く
声のトーン
身体の置き場所
物の置き場所
介助の気遣い(言葉掛けやジェスチャー、スキンシップ等)
そして最後に、その時・その人だけの為の「もうひと手間」

何度か関わりを持たせていただいている中で
「おぉッ、今回は何かその方のペースと言うか、勝手と言うか、息があったと言うか、うまくいったんじゃない」って時があったのです。

そんな時に 『ありがとう』 といって下さるのです。

みなさんもそんな時ってないですか?
そんな時って「ありがとう」って言わせている訳じゃないんですが
何か嬉しいですよね。

多分その裏には、みんなが日頃勉強した事と
教科書には乗っていない何かが
一致した時ではないかなぁ~と思ったりします。

そんな 『ありがとう』 や
色々な 『ありがとう』 が1つでも増えると
良いですね。

明日からもまた色々な 『ありがとう』 が聞けるように頑張るのです。

私(寿老人)ですか?
職場では 『ありがとう』 の安売りで、あまり信用がないかも…
そして家では 『ありがとう』 をあまり言わないのでよく怒られます…
『ありがとう』 は難しい・・・

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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普段つかっている言葉の意味を考える
2016年09月02日 (金) | 編集 |
いつも 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へご訪問いただきありがとうございます。

今日は、『 普段つかっている言葉の意味を考える  』です。
本当なら『認知症の人の生活のリスクが生活に及ぼす影響について』
なんですが・・・

では、本日もブツブツつぶやきます。

私たち老人福祉に携わる人の中にはよくこう言う人がいます。

Aさんは3か月前に入所したけど、認知が進んで、
徘徊して、姿が見えないと思ったら
たまに弄便行為(ろべんこうい)もあるんです~。
もう、大変です~~


ワンフレーズでも聞いたことないですか?
これかなりおかしい事言うてるんですよ?

≪解説します≫
色んな意味を調べてみると、およそこんな感じです

認知とは・・・ある事柄を認める等の意味
入所とは…所のつくところに入る。刑務所・研究所等の意味。
徘徊…目的もなく動きまわる等の意味
弄便(ろうべん)…便をいじる行為。弄ぶ(もてあそぶ)という字が入っている。便をもてあそぶ等の意味
およそこんな感じの意味です。
では、これらの意味を言葉にしてみると


Aさんは3か月前に刑務所(ここでは)に入所したけど
ある事柄をを認めることが進んで
目的もなく歩きまわって、姿が見えないと思ったら
うんこをもてあそんでいるんです。


何て言うてるかわかりませんよね?
言われている人は『どんな人で誰ですか?』
言うてる人は『何をしている人なんですか?』
と、思ってしまいますよね。

なので、細かいところまではと思いますが
せめてこの程度くらいに言うほうが良いと思います。

Aさんは3か月前に入居されたけど
アルツハイマー型認知症の症状が進行してきたのか
BPSDの中の徘徊と言われる症状があって
たまに、便をさわっていることがあるんです。
だけどAさんは決して目的もなく歩きまわっているんじゃなくて
便を弄んでるってことはないんですよね。
アルツハイマー型認知症という病気によってこのような症状がでてしまうんですよね。

となると

中核症状を観察して、
BPSDを増悪させる因子を考えて
徘徊や弄便と言われている症状が
でなくなるように
私たちがケアを考えないといけないよね。

となってくるのではないでしょうか?

これ  よく寿老人(私)が研修中につかうネタです。

次回こそは、
『認知症の人の生活のリスクが生活に及ぼす影響について』
考えてみたいと思います。


寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

情報は発信するところに集まる
2016年04月01日 (金) | 編集 |
いつも 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へご訪問いただきありがとうございます。

今日は、『情報は発信するところに集まる』です。
もう少し詳しく言うと、
『根拠のある正確な情報を発信するところには正確な情報が集まる』
です。
では、本日もブツブツつぶやきます。

とかく職場には『うわさ』がつきものです。
『うわさ』というのはあまり根拠がありません・・・
手足が生えて、シッポを振って。
2~3の情報が10倍20倍になり、受取手によって、都合よく解釈されます。
これはやっかいです。

では、福祉現場における正確な情報とはなんなのでしょうか?
私(寿老人)が考える正確な情報は、
①主観は入れない(もしくは主観がはいらない)
②客観的な事実が存在する
③関係する部署(もしくは人)に客観的事実確認をする
④①~③に整合性がある
⑤そして何よりこまめにその情報に関連するところに足を運ぶ
 事に気をつける
です。

もちろん人間ですからそれぞれの思いや主観が入ります。
その時は、バイスティックの7原則とバックトラッキングを意識して話を聞くようにします。


なぜ、私(寿老人)がこんな事に気をつかうかというと、
介護に携わる人(主に事業所の職員さん)は感情が豊かです。
しかし、感情が豊かな分だけこじれるとやっかいです。
こじれてしまうと利用者さまに跳ね返ります。
これはいただけません・・・

上記①~⑤に気をつけていると、利用者さまに跳ね返る事が少ないです。

そして自ら情報発信をするときには
『根拠のある正確な情報を発信する』
ことに徹します。

これを自分にクセつけると、自然と
『正確な情報が集まる』
のです。

僕(寿老人)ですか?
みんなには(職員さん)、具体的な仕事に対して、
感謝の気持ち『ありがとう』を必ず添えるようにしています。
しかし、若い職員さんからは
「ありがとうには重みがないわぁ~」と・・・
若い職員さんは厳しいです、はい。

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。

申し送りは職員を
2016年03月06日 (日) | 編集 |
いつも 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へご訪問いただきありがとうございます。

今日は、『 申し送りは職員を 』です。
では、本日もブツブツつぶやきます。

この仕事をしている職員間の申し送りは欠かせませんね。
例えば、朝の夜勤者からの申し送り
     夕方に夜勤者への申し送り 等々

そこで、私(寿老人)が気を付けていたことをご紹介します。

①申し送り事項はちゃんと聞く
ここまでは普通。
私(寿老人)が気を付けていたことは、

②申し送り者のことば遣い・表情・声のトーン
などです。そして

③その申し送り者の様子をメモしておく
ことです。

②は、その都度、その都度申し送り者へのねぎらいができます。
そして、
・頑張ったことを褒めることができます。
・注意していたことに感謝ができます。
・不安そうに話をしていることについては一緒に考えることができます。

③は、自分が記憶しておくことで申し送り者(職員)に
・機会を通してフィードバックできます。
・あなたをちゃんと見ていますよ!と承認できます。
・その職員さんはうれしく思います。

そうなんです
人財育成なんです!
②③は
人財育成のモニタリングにもなります。
得意・不得意も把握できてきます。
色々な効果が期待できます。

そして何より、自分も色々気づかせてもらえます
この業界はこんな形でなかなか具体的に伝えてくれる
機会が少ないですよね・・・。

私(寿老人)ですか?
人の事をえらそうに綴っていますが
反省反省の毎日で
自分育成がまだまだなんです・・・・

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
爪の話です
2015年08月06日 (木) | 編集 |
本日も 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へのご訪問ありがとうございます。

今日は 『 爪の話 』です
本日もブツブツつぶやきます。よろしくお願いします。

みなさん、利用者さまの爪はどの位のペースで切っていますか?
うぅ~ん、寿老人(私)は、10日から2週間くらでしょうか?

利用者様の爪を見ると色々なことがわかりますね。
小さい爪、大きい爪、しゅっとした爪、丸っこい爪、色々ですね。
そして、爪を切っていると指(手)も見えます。

指にも色々な指がありますね。
ゴツゴツした指、スマートな指、短い指、長い指、これも色々ですね。

この方の爪・指は、長年苦労されてきた爪・指なんだなぁ~
この方の爪・指は、職人の爪・指なんだなぁ~
この方の爪・指は、優しさを感じるなぁ~
この方の爪・指は、さわりごごちが何かいいなぁ~

色々な事も感じますよね。
そして感じ方にも色々。
たとえば麻痺や拘縮があったとしても見方・感じ方は色々。
その方の歴史すら感じます。

そして、その方から見たことも聞いたこともない 『ありがとう 』 がかえってきたり
利用者さまとのスキンシップにもなります。
そこで、利用者さまと2人の秘密の話もできます。
さらに、脱水等色々な身体状況の把握にも役にたちます。
一度調べてみてるのも良いと思います。

いかがですか?
爪切り1つにしても色々なことに気付きますよね!
一度、バタバタしている足を止めて、
仕事として爪切りをするのではなく、
ゆっくりと利用者さまの爪を切りながら、
色々なことを感じてみるのも良いのかもしれませんね。

私たちの仕事は広いのです。
そしてだれでもできる仕事ではないのです。
幅と奥行が広い状況で
それも十人十色
そんな中から
瞬時にその時その時の判断が求められ
適切な判断が求められるプロなのです。

爪切りの話。
きっと、何か見えてくるのかもしれませんね。


寿老人のつぶやき・・・みんなに伝えてみませんか?

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。