数多くの現場改革の実績を持つ寿老人(じゅろうじん)が、食事・入浴・排泄・認知症介護から業務改善に至るまで、あらゆる内容に関して、具体的にわかりやすく、明日から使えるヒントなどを交えながら、つぶやく内容です。
本当の入浴
2015年03月29日 (日) | 編集 |
本日も 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へのご訪問ありがとうございます。

今日は、『 本当の入浴 』です
本日もブツブツつぶやきます。

以前入浴介助の躾で少しお話したことがあります(緑文字は入浴介助の躾にリンクしています)。
それは、入浴介助って何?から、ちゃんとした入浴介助ができるまでのお話でした。

今日はそれ以前のお話です。
今日はお泊りが出来たり、入居型の事業所のお話に近い形になってしましますが・・・。

では。
ユニットケアの勘違い・・・
利用者さまの希望をできるだけ聞いて、今あるハードを出来るだけ活用して、入浴スタイルや習慣にあわせるように頑張ります。しかしそれが本当なのでしょうか?

私(寿老人)が入浴介助を受けるとしたら
育ってきた環境や現在に至るまでその時代時代の入浴スタイルの歴を聞いてほしい
なぜか?って。今のスタイルは過去から継続して作られてきたから。
それを踏まえて自分の入浴に対する考え方を聞いてほしい
夜勤等の経験もあるのでいつも入浴はしない
シャワーの時もあれば浴槽に浸かることもある
ぬるいお湯につかって大きなため息をついて副交感神経優位の状態でひらめきを待ちたい
ときには、人生この先どうなるのかな?と考えを巡らせたい
熱いお湯につかって、冷えたビールに備えたい
早く入浴してから、ゆっくり酒を飲みながらの夕食にしたい
等々
女性の方であればもっともっとあるかもしれませんね。

そう!実は入浴したい時間は一定ではなくて
介助方法をこうしてほしいという技術的なことではなくて
それは小さい頃から経験してきた事実や職業までが影響して
入浴したい(したくなる)気持ちに左右されることが多くて
温度や時間、スタイルまでも変わってきたりするのです。


大変な利用者だなぁ~と思われるかもしれませんが、
みなさん、自分の入浴を考えてみてください。
私(寿老人)のような色々な入浴をされている方けっこういるのではないでしょうか?
そんな事ないよ~、って言う方もことば(文字)として挙げてみると結構こだわりが多いことに気が付きますよ!
私(寿老人)とは逆に、『入浴はこうでないと!』と言う方もいると思います。

入浴介助のチェック項目と特記だけでは足りないのは明らかですよね。
技術的な勉強も大切です。
事業所で入浴についてどのように考え、どうのように活動すればよいのか迷っている方がいらっしゃいましたら、こんな考え方も参考にしていただければと思います。
そうすると、いままでの『ユニットケアにおける入浴の勘違い』が少しずつみえてくるのではないでしょうか?

私(寿老人)ですか?
遠慮がちに書いたのですが、結構こだわり多いですね・・・

介護って幅も広いし奥も深い
そしてその場の状況で対応もかわってきます。

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。




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シャワー浴で温まる
2015年01月13日 (火) | 編集 |
いつも 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へご訪問いただきありがとうございます。

今日は久しぶりに入浴についてつぶやきます。

あらためまして今日は『シャワー浴で温まる 』です。
本日もブツブツつぶやきます。

夜勤のある仕事をいていると、入浴時間が制限されることがあります。
例えば、寿老人の場合は、
夜勤入りの前にシャワーをして出勤、
夜勤明け後にシャワーをして寝ます。
その他どうしても帰りが遅く、
「今日はシャワーで済まそう」と言う日があります。

いずれにしても最近は寒さ厳しく、なかなか身体が温まりません。
シャワーをしながら温まる方法はないかと考えているそんな時、気付くことがありました。
両肩にシャワーを掛けて温まるよりも、首筋(後頭部より下、首の付け根)から背中にかけてシャワーをしばらく浴びた時の方がシャワー後身体が温かかったのです。

もちろん、気付いた頃は両肩、首筋、背中、特に意識はしていなかったのですが、色々調べているとまんざら感覚だけのものではなかったのです。

私(寿老人)が体験した温かさは、
『 風門 』という首のうしろ付け根あたりにある身体を温めるツボにゆっくりシャワーを掛けていたからです。

『 風門 』は正確な位置がわからなくても、
「首の下あたりから背中の上部に広く当てるつもりで、しばらく温めると、全身がポカポカとしてくる。それによって温かさを感じる」、とのことです。
また、肩こりや風邪にも聞くらしいです。

たしかに、入浴介助で湯船に浸からず
「私はシャワーで」と言う方、「私は掛け湯を十分に」と言う方、「シャワー浴に制限されている」という方々は
始めは両肩を好まれ喜ばれますが、少し両肩から外れ首の下あたりから背中の上部に広く当てるつもりでしばらく温めると、『風門』あたりを意識せずに介助するよりも意識した方が、温まった感があるように思います。

その他基本的なことですが、
髪や体を洗っている間足をお湯につけておく湯船を利用する、
身体に浴用タオルなどをかけタオルが冷えないよう随時お湯をかける、
などの配慮もあった方が良いのかもしれませんね。

色々大切なことがあると思いますが、
入浴はその殆どの方が
個室で
数分~数十分に渡り
自分の好みと
自分のペースで
勝手が活かされ
満足を得てこられた
生活習慣です。
そして準備なども含めると、時代とともにスタイルも変わってきます。
今そこにいらっしゃる利用者さまにとっての入浴の意味や歴史等学んでみるのも良いのではないでしょうか?
学校等で学んだ専門知識と技術が相乗効果(利用者満足)をもたらしてくれるかもしれませんね!

私(寿老人)ですか?
こだわりと習慣が多くて入浴時間も短いです。
これはしっかり今の若い介護に携わる方々に伝えて行かないと・・・
と感じる今日この頃です・・・はい。

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。




入浴介護の躾
2014年11月24日 (月) | 編集 |
本日も 『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』へのご訪問ありがとうございます。

今日は、
『 入浴介助の躾、っておおげさですが・・・(^^; 』
です。
本日もブツブツつぶやきます。

以前、『雑用の大切さ』でお話した内容があります。
これ

①仕事の選別ができるようになり
②仕事の整理整頓ができるようになり
③仕事に欠かせない重要な部分(大切な底辺)の理解できる(もしくは見える)ようになり
④次の仕事を考えながら行えるようになり
⑤チームワークを考えることができるようになり
⑥利用者さまへの気付きや配慮ができるようになり
⑦上記を順に理解することで、ケアの大切がわかるようになり
⑧ちゃんとした介護ができる職員になれる!!

雑用ではないのですが、入浴介助に置き換えてみました。

①単純に、入浴介助って何?って考えるようになり(とりあえず単純に考えてみるでも良い)
②考える事によって、入浴に対する考えや環境等の整理・整頓ができるようになり
③入浴に欠かせない重要な部分(大切な底辺)の理解ができる(もしくは見える)ようになり
④次の仕事(入浴介助後は利用者に良くも悪くもどんな影響を与えるか)を考えながら行えるようになり
⑤チームワーク(そのためにみんなでどうしたら良いか考える)を考えることができるようになり
⑥利用者さまの入浴介助への気付きや配慮ができるようになり
⑦上記を順に理解することで、入浴介助の大切さがわかるようになり
⑧ちゃんとした入浴介助ができる職員になれる

そして、最悪な現場は、早くできる事が 『良し!』とされ
地道に仕事をしている職員は『 あの人遅いし、丁寧が良いって訳じゃないのよね!』と言われ
結局、仕事が早いとされる職員さんが幅をきかす・・・
って言う事もなくなってきますよね!!

置き換えられるやん!
われながら素晴らしい!!って思ったりして・・・(^^;

私(寿老人)ですか?
たまにはこうして自分を褒めておかないと・・・(^^;

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただきありがとうございました。






入浴秘話
2014年08月09日 (土) | 編集 |
『 はんなり介護 寿老人のつぶやき… 』 にご訪問いただきありがとうございます。

今日のつぶやきは 『入浴秘話 101歳の教え 』です。
ぶつぶつとつぶやきます。
最後までお付き合いよろしくお願いします。

入浴介助の一コマです。

会話の流れで、101歳の女性が浴槽につかりながら、こう言われました。

『本当にね、人間素直に正直に生活しないとねぇ~、私なんかはいつもこうして生活できているだけでありがたいとおもってるんですよ。あの人はこうで(具体的な表現は避けます)、こうでしょ。素直に正直に生活していると自然とありがたいと言う気持ちがうまれてくるのよ、ちゃんと他の人の事を思ってね、みんな同じなんだから・・・・』
等言われるのです。

よく見ていらっしゃいます。
頭が下がる思いで聞いていました。

なにが違うのだろう・・・と思ったのです。

介護の専門職は、専門性に囚われすぎて、
人として当たり前の事が素直に見る事が出来てなくなってきているのかも…
だから、つまらない事で職員間のいざこざが生まれたり、
頭でっかちな専門性によって素直な気持ちが薄れているところがあるのかも…

等々反省させられることばかり・・・

そして、101歳の女性は車いすでお過ごしですが、
その車いすの目線で、色んな事を見ているのです。

『利用者様と同じ目線で・・・』とよく言われますが、
その多くは同じ目線(高さ)と勘違いをしてしまい、
利用者様の目線(思い)は、
自分達職員の目線(専門性と言う都合)に
すり替わってしまっている現状があるのでははいなか…
自分自身本当に反省しながら、あらためて考えさせられる出来事でした。

どんなに実績のある名高い先生の話も、101歳の話(教え)には及ばなかったのです・・・。

そして、その女性との話は続くのです。
2人だけの内緒話(秘話)にも華が咲き、
楽しく入浴の時間が過ぎていったのです、はい。

寿老人のつぶやき…
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。